slowlife1109’s diary

経済/経営/会計など。読書メモ。

書籍『元国税調査官が明かす 金を取る技術』

 

KindleUnlimitedで読みました。要するに、情報弱者や他力本願の人は損をするという話。資産家や大企業はお金について詳しく研究している。一般人はなにも知らない。勉強あるのみですね。

書籍『高学歴女子の貧困 女子は学歴で「幸せ」になれるか?』

 

 

 

2014年出版の本なので、かなり古いけれど、私自身が非正規雇用経験あり院卒(経済学修士)なので、テーマに興味を持ち、読んでみた。

 

結論。うーん。わかったような、わからないような。明治時代の女子教育は、自立型と良妻賢母型の2つにわけられていたのはわかる。ただ、その時代はそうだったとして、今の時代においても、多くの女子が「人文系」に進学していまうのは何故なのか。卒業後のことは考えて選んだのか。キャリアデザインという発想はあるのか。

 

また、人それぞれ家庭環境や親の経済力や文化資本の違いなどあるにしても、就職の見込みも無く「人文系博士号」を取りにいける気概のある人というのは、そうそうはいないと感じる。また、いたとしても、非常勤でも職があり、本書の中で述べられているように、「貧乏」ではあるけれど「貧困」ではない状態に思えてしまう。

 

一般的な表現でいえば、夢破れた状態とでも言おうか。世の中一般において、音楽や芸能での活躍、弁護士や会計士などの国家資格の取得など、夢を追い、その夢を叶える人と、夢破れる人がいる。勝者がいれば、敗者がいる。「学歴」や「博士号」があるからといって、みんながみんな大学教授に就けるわけではない。

 

もしも、人文系の女子学生にアドバイスするとしたら、実務に役立つ資格を取ることをおすすめします。私は簿記2級を持っていたおかげで仕事につけた経験があります。IT系もおすすめ。自分のやりたいこと、好きなことを学ぶのは自由だけど、自活するためには実務的な能力が求められます。リスクマネジメントは大切です。

書籍『知的戦闘力を高める 独学の技法』

 

今年の学習計画を練るために再読。週1冊、年間50冊のペースで読んでいくこと。ジャンルではなく、テーマで学習内容を決めること。独学のためのコツが満載の本。

書籍『選ばれる人になる「パーソナルブランディング」の教科書』

 

仕事の場面で「自分のこと」を伝えるのが苦手なので読んでみた。「自分のタグ付けを正確に行う」は参考になった。明日は美容院に行く予定なので、本書にあったように「こういう仕事をしていて、こういう人だと思われたい」という伝え方を美容師さんにすることにする。自己表現について悩んでいるビジネスパーソンにおすすめ。

書籍『仕事選びのアートとサイエンス』

 

「仕事選びを予定調和させることはできない。自分をオープンに保ち、いろいろなことを試し、しっくりくるものに落ち着くしかない」というのが中心的メッセージ。私の場合は、前職のクセやノスタルジーを断ち切る必要があるなと思う。とにかく、試行錯誤あるのみ。

書籍『生成AIで世界はこう変わる』

 

将来的に生成AIに影響を受けるタイプの仕事をしているため、不安に思い、本書を読んでみた。結論。どうにか適応できるかも。ブルーカラーってわけじゃないけれど、泥臭い仕事もあるので大丈夫かもしれない。それに、仕事の時間が減って「自由な時間」が増えるのは望ましい。哲学や思索に耽りたい。

書籍『池上彰の未来予測 After2040』

 

過不足なく情報がまとめられていて、とても有益な本だった。テレビしか見ない家族にもすすめたい。こんなに簡潔にまとめられて、池上彰さんはすごいな。天職ですね。